はじめまして、ジャスミンと申します。
今でこそ4人の子育てや仕事で忙しく過ごしているのでゲームを封印していますが、若い頃はかなりのゲーマーでした。
そんな私が小学生の頃から熱中し、8シリーズ中6作品で遊んだ良作のゲームがあります。
- 可愛いグラフィックで王道のPRGを遊びたい
- すぐ終わるゲームではなく、難易度高めのゲームで遊びたい
- シリーズ化されたゲームを遊び倒したい
そんな人におすすめのゲームが、1996年にPSで発売された「ポポロクロイス物語」です。
のちほどシリーズ情報も解説しますが、まずはシリーズ1作目のポポロクロイス物語の魅力をしっかりとお伝えしていきたいと思います。
ストーリーと本格的な戦闘の両方を楽しみたい人は、ぜひ読んでみてくださいね。
本サイトでは、懐かしいレトロゲームのリメイク新作・続編情報をまとめています。
もし新作が出ていない場合でも、テイストの近い作品を紹介しますので、昔やったゲームに近いものをやりたい欲を満たせると思います。
ぜひチェックしてみてください。
全8作品の原点！ポポロクロイス物語の概要
タイトルのポポロクロイスは、イタリア語で「人々を意味するポポロ」とフランス語で「交差を意味するクロワ」から作られた造語。
「さまざまな人々や種族が交差する」との由来通り、人間、魔女、妖精などさまざまな人々が助け合い敵を倒していく王道のRPGです。
当時はCMで「アニメチック・ロマンチックRPG」と放送されていたこともあり知名度が高く、約50万本の販売本数を誇ります。
そんな人気作の
- ポポロクロイス物語の基本情報
- しっかりと作りこまれた世界観とストーリー
- レベル上げと戦略が必要なポポロクロイス物語の面白さ
を詳しく紹介していきますね。
ポポロクロイス物語の基本情報
1996年に発売されたポポロクロイス物語は、その後7作品を生み出した名作。
田森庸介さんのマンガ「ポポロクロイス物語」が原作となっており、1998年にはアニメ化もされています。
当時はドラクエやファイナルファンタジーなど壮大な世界観のPRGが主流だったので、ほのぼのとした雰囲気に惹かれて購入しました。
物語の主人公であるピエトロ王子が物語を通して成長するという普通のストーリーですが、何といってもキャラクターが魅力的なんです。
はずは、シリーズ共通の登場人物がいるので紹介していきますね。
| ピエトロ王子 （10歳） | ポポロクロイス王国の王子で、旅の途中で出会った魔女のナルシアに恋をする男の子。 人間と竜のハーフで竜に変身できるが、結構ヘタレな主人公。 |
| ナルシア （11歳） | 修行中の魔女で、優しくピエトロを支える役回り。 まだ幼いこともあり、2人の恋を見ているともどかしい。 |
| 白騎士 （32歳） | 白い鎧を身にまとう騎士で、呪われていて鎧が脱げない設定。 世界中を旅をして剣を探し求めている途中ピエトロの仲間になり、その後のシリーズでも心強い味方になっている。 |
| ガミガミ魔王 （40歳） | 男のロマンを求めて世界征服を夢見る、発明とお宝好きの自称悪の魔王。 ナルシアに思いを寄せ、悪の魔王と言いつつピエトロ達を助けている憎めない存在。 |
魅力的に作りこまれたキャラクターだからこそ、物語を進めるのが楽しくて仕方ありませんでした。
ストーリーの重要部分で流れるアニメーションがとても良く、アニメ化されたのも納得の満足感です。
ポポロクロイス物語の世界観とストーリー
本作はピエトロ王子が10歳の誕生日にガミガミ魔王という盗賊が王家の宝を盗み、取り返すために旅に出るというストーリーです。
ここまではRPGでよくあるストーリーですが、序盤であっけなく王家の宝を取り返してしまいます。
「えっ…すぐにクリアしちゃうの!?」と思うかもしれませんが、安心してください。
旅の途中で死んだと聞かされたいたピエトロの母親が生きていることを知り、母親の魂がある闇の世界へ向かうため新たな旅に出ます。
闇の世界へ行く方法を探し、闇の世界で氷の魔王と戦い母親の封印を解く。
その後地上階へ戻ると氷の魔王がポポロクロイス王国を侵略し、仲間と協力して魔王を倒すところまでが本作のストーリー。
今思えば単純なストーリーですが、子どもでも悩むことなくサクサク物語が進められる部分も魅力の1つです。
自由度は高くないですが、きちんと作りこまれた世界観のおかげで、飽きずにプレイできますよ。
レベル上げと戦略がカギとなるポポロクロイスの面白さ
今でこそ攻略情報を簡単に検索できる時代になりましたが、このゲームが出た当時は頼りになるのは攻略本だけ。
隠し要素が豊富にあるので、当時クリアするまでに膨大な時間を使ってしまいました。
ストーリーや戦闘システムはありきたりなポポロクロイス物語ですが、今でも良作と言われているのには理由があります。
- 子供向けの絵柄なのにの難易度が高く、クリアが難しい
- 人物ごとに移動できるマスが限られ、キャラ同士の協力が必要不可欠
- 後半は戦略的に戦闘をしないと敵を倒せない
- きちんとレベル上げしないとボスが倒せない
- シナリオが簡潔に作られているため、サクサク物語が進む
きちんとやりこみ要素も用意され、大人になった今でも「もう1度プレイしたい」と思う人が後を絶ちません。
1996年に発売されたということもあり、ゲームの作り自体は荒い部分もあります。
それでも高評価なのは、やはり個性豊かなキャラクターとともにピエトロが成長していく姿が描かれているからではないでしょうか。
ストーリーからBGMまですべてが魅力的なポポロクロイス物語の良さ
ストーリー展開やバトルの操作性は簡潔だが、きちんと戦術を考えて戦わないと一瞬で全滅することもあるほど難易度の高いゲーム。
当時は何度か心が折れ「しばらく放置→再開するとうまくいく→また放置」と、クリアするまでに何ヶ月かかったことか…。
子どもの頃はわからずプレイしていましたが、移動できるマスと技を駆使して戦う戦略的なゲームなんです。
今だからこそ感じますが、攻略本なしで子どもがクリアするのって相当難易度が高いです。
とはいえ、語り尽くせないほどの魅力的があるので、ポポロクロイスの良いところをサクッとお伝えします！
- 可愛いグラフィック、本格的な戦闘で男女どちらでも楽しめる
- モンスター図鑑があり揃えたくなる（2周目は必須）
- ストーリー自体は王道のPRGだが、シナリオとキャラがとにかくいい
- 後半の敵が強くレベル上げをする時間も楽しめる
- 迷路のようなダンジョンで、やりこみ要素が強い
- エンカウント率が高く思い通りにいかない部分が楽しい
- ラスボスが強すぎるが、エンディングが泣ける
まだまだ魅力はありますが、ファンから「ポポロクロイス物語とⅡは良作」だと言われています。
子供向けのグラフィックではありますが、大人になってからもう1度プレイしたいと思えるゲームは希少ですよね。
ポポロクロイス物語はストーリーだけでなくBGMが高く評価されており、テーマ曲の「ピエトロの旅立ち」はカラオケで配信されているほど人気があります。
すべてのBGMに共通して言えることですが、決してゲームを邪魔することなく世界観に合った優しい音色。
曲を聴くだけでポポロクロイスだと想像できるほど、ゲームを通して脳内にインプットされるほど魅力的なBGMです。
ポポロクロイス物語の続編・リメイク新作情報
1996年に発売されてから、ハードを変え令和になっても愛される作品のポポロクロイス物語。
発売から25年経った現在もSwitch版への移植を望む声もあり、人気の高さがうかがえます。
そんなポポロクロイス物語は、合計6タイトルの続編とリメイク版が発売されています。
| タイトル | 発売年月日 | ハード |
| ポポローグ | 1998年11月26日 | PS |
| ポポロクロイス物語Ⅱ | 2000年1月27日 | PS |
| ポポロクロイス～はじまりの冒険～ | 2002年6月20日 | PS2 |
| ポポロクロイス～月の掟の冒険～ | 2004年3月18日 | PS2 |
| ポポロクロイス物語～ピエトロ王子の冒険～ | 2005年2月10日 | PSP |
| ポポロクロイス牧場物語 | 2015年6月18日 | 3DS |
| ポポロクロイス物語～ナルシアの涙と妖精の笛～ | 2018年5月8日 | スマートフォン |
あまり知られていませんが、ポポロクロイス物語はアメリカやヨーロッパなど4か国で発売された人気ゲーム。
そんな人気ゲームの続編情報をサクッとお伝えしていきますが、今からプレイする方はポポロクロイス物語とⅡがダントツでおすすめです！
シリーズ2作目：ポポローグ
前作から2年後の設定ですが、シリーズの番外編という位置付けのポポローグ。
無限フィールドと呼ばれる異次元世界で戦うため、前作の主要キャラであるナルシア、白騎士、ガミガミ魔王も登場しますが仲間になりません。
さまざまな傭兵を仲間にしながら戦い、異世界で失踪した国王を探し出すストーリーです。
入るたびに構造の変わる無限フィールドで戦うため、より難易度の高いゲーム性を求めている人におすすめのゲームです。
シリーズ3作目：ポポロクロイス物語Ⅱ
ポポロクロイス物語から2年後が設定のⅡは、「2人の恋に、涙がポロポロ」がキャッチコピー。
もどかしい恋心を抱いていたピエトロとナルシアの関係性の変化も楽しめ、ラストには感動が待っています。
前作より操作性が向上し、テンポよくストーリーを進められるようになりました。
あまりも難易度が高かった前作の反省を活かし、難易度は低めに設定されているのもⅡの特徴です。
ゲームとしての完成度は高いので、ぜひポポロクロイス物語とⅡ両方をプレイしてみてくださいね。
シリーズ4作目：はじまりの冒険
ポポロクロイス物語から15年が経ち、ピエトロとナルシアの息子ピノン王子に代替わりしたはじまりの冒険。
ハードもPS2に替わり、グラフィックも2Dから3Dに変化しました。
前作まで人気のあった白騎士やガミガミ魔王の代わりに、ピノンと同世代の子どもが仲間に加わります。
そのため、前作までのファンには物足りない内容となってしまいましたが、はじまりの冒険からプレイする人には十分楽しめますよ。
シリーズ5作目：月の掟の冒険
はじまりの冒険から半年後が舞台の月の掟の冒険は、仲間キャラが3人増え自由度が高いゲームに変化しました。
石化した人々を救うというポポロクロイスらしいストーリーで、全6章で構成されたシリーズ最長のゲーム時間と言われています。
月の掟の冒険が発売される前からアニメ化されていることもあり、ストーリーには定評があります。
シリーズ6作目：ピエトロ王子の冒険
シリーズ6作目にして戻ってきたピエトロ王子ですが、ハードがPSPに変更されポポロクロイス物語とⅡを再編成して発売されたリメイク作品。
新たに闇の獅子王のエピソードが追加されたので、オトク感がありますよね。
敵の強さも調節されてプレイしやすくなった半面、重要なアニメーションがカットされるなど問題点もあります。
万人受けするようにプレイ感がサクッとしていることもあり、とりあえずポポロクロイスで遊んでみたい人にはおすすめです。
シリーズ7作目：ポポロクロイス牧場物語
タイトルの通り「ポポロクロイス×牧場物語」を掛け合わせたゲームで、今までとは一味違う作品に仕上がっています。
- ポポロクロイスラしい正体不明の魔物を倒すPRG感
- 牧場で作物や動物を育ててアイテムを合成する牧場物語感
この2つが上手く組み合わさり、15年ぶりにファン待望の新作が発売されました。
牧場物語の要素があるためバトルだけを求めている人には物足りないかもしれませんが、程よい難易度でやりこみ要素も用意されています。
Ⅱから1年後の設定なので、可愛かった頃のピエトロとナルシアに出会えますよ。
シリーズ8作目：ナルシアの涙と妖精の笛
シリーズ最新作のナルシアの涙と妖精の笛はスマートフォン向けのゲームで、ポポロクロイス物語から8年後の世界が舞台になっています。
大人になったピエトロとナルシアに加え、総勢100体以上のキャラクターで遊べます。
やりこみ要素がより強くなったので、空き時間にスマホで遊びたい人にはピッタリ。
メインストーリーやサイドストーリーが用意されているので、長年のファンだけでなく初めてプレイする人でも楽しめますよ。
PS4,Switchでプレイできる？
ポポロクロイス物語はSwitch,PS4では出ていません。
最新機種は３DSとなります。
発売から25年経ってもポポロクロイス物語とⅡはプレイする価値あり！
ポポロクロイス物語の魅力や続編情報をお伝えしてきましたが、これだけは言わせてください！
8作目までシリーズ化されていますが、やっぱりポポロクロイス物語とⅡが1番面白いです。
できることなら、わたしもハードとソフトを購入し直してやり直したいです。大人になった今だからこそ、戦略的に戦える…はず。
ネットで簡単に攻略情報が手に入れられるようになった今だからこそ、難易度高めのゲームで遊んでみませんか？
キレイなグラフィックに慣れ2Dでは物足りないかもしれませんが、あの可愛さと完璧なストーリーは他では味わえません。
ぜひともプレイしてほしい良作ですが、当時のソフトを購入しないと遊ぶことができません。
「とりあえずポポロクロイスの世界観を味わいたい」という人は、PSP版のピエトロ王子の冒険がおすすめです。
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